美濃金山城を訪ねて(第657回例会)

●日時
平成30年7月8日 午前8時(時間厳守) 雨天決行(行程変更あり)

●集合場所
JR環状線「森ノ宮」駅前 森ノ宮神社前

弁当(出発前に用意してください)・飲物・敷物・杖・ハイキング靴でお願いします。

●行程
森ノ宮駅前 → 阪神・近畿道・第二京阪・京滋・名神・中央 → 土岐JCT →

可児御嵩IC → 可児市観光交流館・兼山歴史民俗資料館 → 金山城跡 →

可成寺 → 同ルートで帰阪(18時予定)

観光交流館には続日本100名城のスタンプがあります。

●参加費
参加人数により変わります。
(バス代・高速料金・資料代・保険代・記念写真代・下見費用として)

●参加申込
会員の方は城だよりをご参照ください。
会員外の方はお問い合わせください。

●見どころ
斎藤大納言妙春の烏峰城に永禄8年(1565)信長が森可成を入れ金山城と改名し5年間在城したが、宇佐山城の戦いで戦死。
子長可が12年間在城で川中島に転封後、弟乱丸(長定)が城主となるもすぐに本能寺で信長とともに死去。
再び長可が戻るが小牧長久手の戦いで戦死。
この城で生まれた末弟忠政が入るが、関ヶ原合戦後に川中島転封後は犬山城主領となり翌年に破却された。

城は織豊系城郭で、石垣・瓦・礎石を備え、土木技術の高さを示す削られた岩盤や、破城の痕跡が残る見所たっぷりの城である。
平成25年に国指定史跡。
比高は城下町から170mの整備された道です。
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近江膳所城と移築門を訪ねて(第656回例会)

●日時
平成30年6月3日 午前9時30分 雨天決行(行程変更あり)

●集合場所
JR東海道本線「膳所」駅 改札口前

弁当(駅前にコンビニあり)・飲物・敷物・ハイキング靴着用でお願いします。

●行程
JR「膳所」駅 → 芭蕉会館(本丸東隅櫓) → 六体地蔵堂(御椀倉) →

響忍寺(家老村松屋敷長屋門) → 和田神社(藩校遵義堂門) →

縁心寺(藩主菩提寺) → 藩校跡 → 膳所城跡(昼食) →

膳所神社(表門・北門・南門) → 大養寺(家老屋敷門) →

篠津神社(北大手門) → 若宮八幡神社(本丸犬走門) → 瀬田口総門跡 →

本多神社(浜御殿跡) → 御霊神社(高麗門) → JR「石山」駅(解散)

総歩行距離 約6~7km

●アクセス
JR「大阪」駅 8時23分発 → JR「京都」駅 9寺8分発 → 9時19分 JR「膳所」駅
(米原行快速)

●参加費
会員・家族会員 800円
通信会員・当日参加者 1000円
(資料代・保険代・記念写真代・下見費用として)

●見どころ
旧膳所城は城跡公園となり遺構は全くありませんが、湖岸を埋め立てた土地こそ本丸跡の遺構です。
関ヶ原の戦いの後、京都の守備と豊臣大坂城の押えに初めて天下普請で築かれた城です。
本丸の前面に二の丸、北の丸、その前に三の丸を配した「後堅固」の湖上の城で、天守は4層4階の付櫓を設けた複合天守で、湖上からの眺めは近江八景の一つとなっています。
初代藩主戸田一西のあと本多・菅沼・石川の譜代が務め、本多俊次が入城して11年後、元和8年(1622)にM7.6の大地震で甚大な被害を受け、再建後に大きく縄張も変わり本丸と二の丸が一体化されました。
明治3年の廃城令でいち早く取り壊されて、城門などは近くの神社に移築されました。
確証のある城門は10棟、伝承は3棟で、本丸二重隅櫓1棟、倉1棟、御殿の一部も1棟(焼失)と数多くあります。
うち3棟の城門が重要文化財となり、重臣屋敷の長屋門も3棟残されています。
移築門を城郭別に見ると福知山城7棟、犬山城6棟、龍野城5棟、名古屋城4棟で、全国分布では寺院136件、神社25件で、なぜか膳所城では神社移築が多いです。
今回のコースでは膳所神社、篠津神社、若宮八幡神社、御霊神社の門と芭蕉会館の二重櫓、六体地蔵堂の倉、その他見学コースに残る膳所城に関する寺院や史跡をくまなく回る予定です。

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河内上赤坂城を訪ねて(第655回例会)

●日時
平成30年5月13日 午前10時 小雨決行(行程変更あり)

●集合場所
近鉄長野線「富田林」駅 南改札口前

弁当(駅前にコンビニあり)・飲物・敷物・杖・ハイキング靴着用でお願いします。

●行程
「富田林」駅 → タクシー移動 → 上赤坂城登山口 → 一の木戸 →

二の木戸 → 三の木戸 → 茶碗原 → 本丸 → 横堀 → 二の丸 → 

堀切 → 下山 → 浄心寺砦(奉建塔) → 楠公産湯の井戸 → 

千早赤阪村郷戸資料館 → 村役場前バス停 → 「富田林」駅(解散)

●アクセス
近鉄「大阪阿部野橋」駅 9時14分発 → 近鉄南大阪線準急河内長野行 → 9時44分 「富田林」駅

●参加費
会員・家族会員 800円
通信会員・当日参加者 1000円
(資料代・保険代・記念写真代・下見費用として)
別途現地での交通費が必要です。

●見どころ
昨年2月例会は雨のため富田林寺内町と烏帽子形城に変更したため、上赤坂城に訪れることが出来ませんでした。
今回はリベンジで晴れることを祈ります。
南北朝期の楠木正成の幕府軍との攻防は有名ですが、今に残る上赤坂城は戦国時代の城として再認識すると思います。

河内守護畠山氏の内紛で改修・使用された形跡として横堀や多重堀切、竪堀と戦国の城そのものです。
登山もすぐに一の木戸となり、二の木戸・三の木戸と遺構を楽しみながら20分で本丸です。
帰り道には奉建塔(浄心寺砦跡)や郷戸資料館、楠公産湯の井戸などを見学する予定です。
ピクニック気分で楽しみましょう。

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河内上赤坂城を訪ねて(第655回例会)

丹波黒井城を訪ねて(第654回例会)

●日時
平成30年4月1日 午前11時10分 小雨決行(行程変更あり)

●集合場所
JR福知山線「黒井」駅 改札口前

弁当(現地調達不可)・飲物・敷物・杖・ハイキング靴着用でお願いします。

●行程
JR「黒井」駅→館跡の興禅寺(春日局生誕地)→黒井城登山口→徒歩60分で本丸跡→西の丸跡→下山→歴史民俗資料館(時間があれば)→JR「黒井」駅(解散)

●アクセス
JR「大阪」駅 9時21分発 丹波路快速→10時28分「篠山口」駅 10時31分発→11時9分着「黒井」駅

●参加費
会員・家族会員 800円
通信会員・当日参加者 1000円
(資料代・保険代・記念写真代・下見費用として)

●見どころ
黒井城には平成元年NHK大河ドラマ「春日局」放映中に例会で訪城しており、それ以来実に30年ぶりとなります。
厳しい山(比高260m)ですが、本丸の石垣を目指して頑張りましょう。
戦国時代丹波一円に勢力を張った荻野(赤井)悪右衛門直正の居城で、八上城主波多野秀治らとともに明智光秀との攻防が語り継がれています。
直正死後、天正7年に落城後入城した光秀の家臣斎藤利三が下館としたのが興禅寺で、ここでお福が生まれ、のちに春日局となり生誕地としての伝説が残ります。
赤井直正が造った本丸跡や二の丸跡の野面積みの石垣は古城の風情が漂う必見の石垣です。
麓からも石垣が見えますし、頂上から丹波の峰々(出城)を望む眺望も素晴らしいものです。
居館や城下町もあり丹波の一大拠点となっていたお城です。

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丹波黒井城を訪ねて(第654回例会)

紀伊手取城を訪ねて(第653回例会)

●日時
平成30年3月4日 午前11時10分 小雨決行(行程変更あり)

●集合場所
JR紀勢本線「和佐」駅 改札口前
※ICOCA・PITAPA等のICカードは利用出来ません

弁当(現地調達不可)・飲物・敷物・杖・ハイキング靴着用でお願いします。

●行程
JR「和佐」駅→生蓮寺(玉置氏菩提寺)→手取城登山口→東の曲輪→一の曲輪→多重堀切→二の曲輪→西の曲輪→風呂ヶ谷→下山→山崎城跡→JR「和佐」駅(解散)

●アクセス
JR「天王寺」駅 8時28分発 紀州路快速→9時38分「和歌山」駅 9時45分発→10時54分「御坊」駅 10時59分発→11時6分着「和佐」駅

●参加費
会員・家族会員 800円
通信会員・当日参加者 1000円
(資料代・保険代・記念写真代・下見費用として)

●見どころ
少し遠いですが紀州日高川町の玉置氏の本拠手取城を訪ねます。
天正13年(1585年)秀吉の紀州征伐が始まるまで数多くの群雄が割拠した紀州で、玉置氏が南北朝期に築いた手取城が戦国まで続きました。
最後の城主玉置直和が亀山城主湯川氏の娘を娶り、義父である湯川直春が秀吉に通じた玉置氏を包囲し娘に離縁するよう使者を送るが、「一度夫婦の契りを結んだからには、今夫を見放すことは湯川の家名に傷がつく、夫とともに城を枕に討死します」と決意を述べたと伝わり、手取城は落城している。
その後秀吉は亀山城を攻め直春は熊野に落ち延びた。
以前は鹿威しに使われていた玉置直和像が菩提寺生蓮寺に祀られている。

和歌山県内では有数の中世山城で、縄張りの遺構からは全国区に匹敵する県内一の名城である。
和佐駅から500mで生蓮寺、そこから1kmで登山口、比高150mで500mの登山です。
城内には多数の竪堀、多重堀切、大堀切と見所がいっぱいです。
帰りには駅近くの山崎城跡にも寄りたいと思っています。