近江枝折城・醒ヶ井宿を訪ねる(第740回例会)
●日時
令和7年6月1日 午前10時10分 雨天決行
●集合場所
JR醒ヶ井駅
弁当・飲物・敷物・帽子・ハイキング靴・ステッキ・タオル・雨具持参でお願いします。
マスクの着用は各自の判断でお願いいたします。
●行程
醒ヶ井駅 → 林蔵坊 → 枝折城(昼食休憩) → 醒ヶ井駅(13時半頃) →
醒ヶ井宿見学 → 徒歩5分 → 醒ヶ井駅(15時頃解散)
●参加費
賛助会員・正会員・家族会員 800円
通信会員・当日参加者 1000円
(資料代・保険代・記念写真代・下見費用として)
●見どころ
【枝折城】
伊豆が本拠の土肥氏の内、承久の変後、近江箕浦庄地頭職を与えられ
「西遷御家人」として現地に下向した一族は、室町時代には幕府奉公衆となり、
箕輪庄周辺の「番場」・「多和田」・「醒ヶ井」に分れ居住していたが、
枝折城は醒ヶ井に居住した土肥氏の城と考えられ、別名土肥城とも称する。
枝折城は枝折集落の南後背の標高263.8mの尾根先端に位置し、
南方背後の山が高いため尾根筋に三本の堀切を構えているのが特徴。
城跡の立地が集落の背後であること、
構造が極めてコンパクトであることから詰の城と考えられる。
【醒ヶ井宿】
中山道 69 次 61 番目の宿場。
醒ヶ井は古代からの交通の要衝で日本武尊伝説に登場する
「古事記」の「居寤の精泉」や「日本書紀」の「居醒井」が地名の由来とされる。
宿の南東に位置する霊仙山からの豊富な湧き水で
古来から旅人の休憩場所に最適であったと思われる。
今日でも地蔵川の清らかな流れが街並を潤しており、
例会で訪れる頃は地蔵川の「梅花藻」が見頃を迎えているはず。