丹波須知城と上野城(北曲輪群・南曲輪群)を訪ねる(第744回例会)

●日時
令和7年10月5日 午前8時(時間厳守) 雨天決行(行程変更あり)

●集合場所
JR環状線「森ノ宮」駅西側 森之宮神社前

弁当(バス乗車前にご用意ください)・飲物・敷物・帽子・ハイキング靴・手袋(軍手)・ステッキ・タオル・雨具持参でお願いします。
バス車内を含めマスクの着用は各自の判断でお願いいたします。

※須知城からの下山でロープで降りるところがあります。
 必ず手袋(軍手)を用意してください。

●行程
森ノ宮駅前 → 名神高速・京都縦貫道 → 丹波IC → 琴滝駐車場 →

須知城東曲輪群 → 北畠氏城館跡(北畠神社)10時30分頃着 →

霧山城登城開始11時頃 → 須知城西曲輪群(昼食休憩) → 明石口下山 →

琴滝駐車場 → バス → 上野城南曲輪群 → バス → 上野城北曲輪群 → 

京都縦貫道・名神高速 → 森ノ宮駅前(17時30分頃予定)

※雨天の場合は見学先を「福知山城」に変更します。
 その場合森ノ宮駅前帰着は18時30分頃の予定。

※帰路は高速道路の渋滞が予想されるため、森ノ宮駅前到着が予定より遅くなる場合があります。

●参加費
参加人数により変わります。
(バス代・高速料金・資料代・保険代・記念写真代・下見費用として)
申込金3000円の振込をお願いします。(手数料はご負担ください)
参加費との差額は当日お支払いをお願いします。

●参加申込
会員の方は城だよりをご参照ください。
会員外の方は振込先をご案内しますので、事前にお問い合わせください。

●見どころ
須知城・上野城とも須智氏の居城と考えられている。
須智氏はその出自は定かでなく、一説には遠江国周知郷の出身で
平安末期に丹波の船井郡に移住したとされるが、一次史料では確認できない。
しかし、天正7年(1579)に明智光秀に滅ぼされるまでの間、
中世を通じて丹波国船井郡を中心に国人領主として一定の勢力を誇っていた。

須知城は京丹波町の市森集落の南の丘陵頂部の痩せ尾根にあり、
尾根鞍部の二重堀切を挟んで東西に曲輪群を配置する。
東曲輪群が土造りであるのに対し、西曲輪群は石積・石垣が施されている。
特に西曲輪群の最高所である主郭の切岸には明智光秀が
普請をしたと考えられる高石垣があり、一見の価値がある。

上野城は平地の城館部分である北曲輪群と詰の城にあたる南曲輪群からなり、
須知城から北へ約2kmに位置している。
北曲輪群は方形に近い形状の4つの曲輪からなる。
近年の開発で西側の半分が消滅しているものの、
東側の2つの曲輪は横堀と高い土塁に囲まれ、旧状を良く残している。
南曲輪群は北曲輪群の南東の美女山北西尾根に位置する。
東西約50m、南北約100mの小規模な砦で3つの曲輪と
二つの堀切からなり、旧状を良く残している。

例会