日本古城友の会 総会と講演会・研究発表(第675回例会)

例会

●日時
令和2年1月19日 午前10時

●場所
大阪市立西区民センター

地下鉄千日前線「西長堀」駅7番出口 北へ100m
地下鉄長堀鶴見緑地線「西長堀」駅3番出口 南へ100m

●参加費
会員・家族会員 1000円
通信会員・当日参加者 1200円
(会場費・講師謝礼・資料代として)

●次第
・総会 10時30分~12時
令和元年度 事業報告・会計報告・監査報告
令和2年度 役員改選・会則改正など
令和2年度 事業計画(見学地の選定)

・講演会 13時15分~15時
「紀伊国における畠山氏の城造り」
講師 新谷和之氏(近畿大学 文芸学部 文化・歴史学科 特任講師)

・研究発表 15時10分~16時40分

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日本古城友の会 総会と講演会・研究発表(第675回例会)

近江虎御前山城を訪ねて(第674回例会)

例会

●日時
令和元年12月15日 午前10時30分 雨天決行(行程変更あり)

●集合場所
北陸本線「虎姫」駅 改札口前

弁当(出発前に用意してください)・飲物・敷物・杖・ハイキング靴でお願いします。

●案内講師
中井均教授(滋賀県立大学 人間文化学部)

●行程
JR「虎姫」駅前 → 虎姫時遊館 → 登山口 → 伝多賀貞能陣跡 →

矢合神社 → 蜂屋頼隆陣跡 → 丹羽長秀陣跡 → 滝川一益陣跡 →

堀秀政陣跡 → 佐久間信盛陣跡 → 織田信長陣跡 →

羽柴秀吉陣跡 → 柴田勝家陣跡 → 下山 → JR「河毛」駅(解散)

●参加費
正会員・家族会員 800円
通信会員・当日参加者 1000円
(資料代・保険代・記念写真代・下見費用として)

●見どころ
虎御前山城は、元亀2年(1571)から翌年にかけて織田信長が
姉川の戦い敗北後も小谷城に籠もる浅井氏を攻略するため、
小谷山に対峙する南西500mの虎御前山に築いた城砦です。
天正元年(1573)から織田信長を始め(伝)羽柴秀吉、
柴田勝家、堀秀政、滝川一益、丹羽長秀らが陣を構え
小谷城を攻撃、落城させた陣所跡が並びます。

虎御前山には多くの古墳が存在し、既存の古墳を大きく
破壊することもなく利用しながら築かれています。
それゆえ明瞭な遺構は観察できませんが土塁、堀切が残されています。
今回は毎年恒例の中井教授の案内で、これらの遺構が
思い浮かぶような探索となることでしょう。

虎姫駅から整備されたハイキングコースを縦走し、
河毛駅まで約5kmの道のりをゆっくりと歩きます。
個人で探索するよりもずっと深く虎御前山城が
理解できる絶好の機会です。

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近江虎御前山城を訪ねて(第674回例会)

越前・近江玄蕃尾城を訪ねて(第673回例会)

例会

●日時
令和元年11月10日 午前8時(時間厳守) 雨天決行(行程変更あり)

●集合場所
JR環状線「森ノ宮」駅前 森ノ宮神社前

弁当・飲物・敷物・杖・ハイキング靴でお願いします。

●行程
JR「森ノ宮」駅前 → 近畿道・第二京阪・京滋バイパス・

名神・北陸道 → 敦賀IC → 疋田・刀根経由 →

玄蕃尾城跡・登山 → 大手門跡 → 虎口郭跡 → 主郭跡(昼食) →

北の曲輪・搦手門跡 → 張出郭跡 → 腰郭 → 下山 → 帰阪(18時頃)

●参加費
参加人数により変わります。
(バス代・高速料金・資料代・保険代・記念写真代・下見費用として)

●参加申込
会員の方は城だよりをご参照ください。
会員外の方はお問い合わせください。

●見どころ
玄蕃尾城は敦賀市街から直線距離で11km離れた、福井と滋賀の県境にある
南北に長い尾根上の柳ヶ瀬山頂にあり、内中尾山城とも呼ばれています。
築城時期ははっきりせず、朝倉氏の家臣疋田対馬守久保の砦説、
佐久間玄蕃盛政説、地元豪族柳ヶ瀬秀行説と諸説ありますが、明確ではありません。
玄蕃尾城は佐久間玄蕃からきていますが、曲輪の配置が近くにある疋壇城に
似ていることから、疋田氏の城とも推定されます。

天正11年(1583)の賤ヶ岳の合戦に際して、越前北ノ庄城主柴田勝家の
本陣となった山城で、秀吉に対して勝家は戦わずしてこの城から撤退し、
その後も手つかずで残されたことから、
山城の構造が合戦当時のまま完存しています。

城跡は櫓代を持つ主郭跡を中心に、6つの曲輪を両側に配置し、
土塁・空堀でそれぞれ区画され、馬出を利用して土橋で繋ぐ、
巧妙な構造とコンパクトな縄張りは、教科書的な城郭として有名です。
国史跡として整備され山城ファンの一見すべき城です。
交通の不便な所で今回はバスを利用して中腹まで行くことが出来ます。
そこから比高120m(20分)で城跡に到着、
まるでジオラマの中を散策するような感動が味わえます。
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越前・近江玄蕃尾城を訪ねて(第673回例会)

丹波八木城を訪ねて(第672回例会)

例会

●日時
令和元年10月6日 午前10時15分 雨天決行(行程変更あり)

●集合場所
山陰本線「八木」駅 改札口前

弁当(出発前に用意してください)・飲物・敷物・杖・ハイキング靴でお願いします。

●行程
JR「八木」駅前 → 内藤ジョアン碑 → 春日神社 → 登山口・屋敷跡 →

対面所跡 → 本丸跡 → 内藤土佐曲輪跡 → 本丸跡(昼食) → 馬屋跡 →

堀切 → 内藤和泉曲輪跡 → 北ノ郭跡(内藤五郎・並河重郎) →

本丸跡 → 下山 → 東雲寺 → JR「八木」駅(解散)

●参加費
正会員・家族会員 800円
通信会員・当日参加者 1000円
(資料代・保険代・記念写真代・下見費用として)

●見どころ
丹波三大山城として八上城、黒井城とともにその一つの八木城は、
キリシタン大名内藤如安(ジョアン)の城としても有名で、
城山(比高220m)一帯に曲輪が広がる大城郭です。
築城は定かではないが、室町時代に守護代となった内藤氏によって築かれ、
天文22年(1553)に八上城主波多野氏によって攻められ落城している。
時の城主内藤国貞は討死し、その後松永久秀の弟長頼が国貞の娘を娶って
内藤宗勝として居城しています。
その子が内藤ジョアンです。
黒井城主赤井直正の侵攻で宗勝は敗死するもジョアンが城主として復帰し、
天正7年(1579)信長に追放された足利義昭に味方し、
明智光秀によって攻め落とされました。
ジョアンは小西行長の客将として文禄・慶長の役で活躍しますが、
江戸幕府のキリシタン禁教令で、高山右近とともに
マニラに追放され、73歳で生涯を閉じました。
山頂に本丸を置き、全山の尾根に重臣たちの曲輪が点在する大規模城郭で、
すべてを見ることはできませんが、本丸周辺の整備された曲輪を
じっくりと探訪したいと思います。
堀切・土塁・石積なども残されています。
一人での探訪は難しいお城です。
丹波の大城郭を探索するにはいい機会です。
奮ってご参加ください。
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丹波八木城を訪ねて(第672回例会)

近江長浜城と堀跡などをめぐる(第671回例会)

例会

●日時
令和元年9月1日 午前10時20分 雨天決行(行程変更あり)

●集合場所
北陸本線「長浜」駅 改札口コンコース

弁当(駅改札口と豊公園入口手前にコンビニあり)・飲物・敷物・帽子・ハイキング靴でお願いします。
残暑厳しいです。暑さ対策を万全に!

●行程
JR「長浜」駅 → 駅前通り(内外堀・外堀) → 増田長盛屋敷跡 →

明治ステーション通り(外堀・内外堀南東隅・旧長浜港) → 豊公園(昼食) →

山内一豊屋敷跡 → 殿町公園(内外堀) → 本願寺長浜別院(内外堀) →

大通寺(移築追手門) → 大手門通り(大手橋・大手門跡) → 豊国神社 →

JR「長浜」駅(解散15時30分頃予定)

●参加費
正会員・家族会員 800円
通信会員・当日参加者 1000円
(資料代・保険代・記念写真代・下見費用として)
天守入館料400円 大通寺拝観料500円 希望者のみ別途必要

●見どころ
当会会員の方なら長浜城のことはよく知っておられると思いますが、
近年長浜市が古絵図などをもとに多数の石碑と推定復元図(鳥瞰図)を設置しています。
例会ではこれらの石碑をめぐって、かつての城と城下町がどうであったのか、
往時に思いを馳せながら歩いてみたいと思います。
堀跡を歩くとともに、北国街道の史蹟も巡ります。
大通寺の脇門(台所門)は長浜城の追手門を移築したものと伝わり、
本堂や広間は伏見城の遺構とされています。
築城当時の城域をほぼ一周するようなコースになりますが、
現在の町並みから往事の長浜城下町を彷彿としていただけるように、
ご案内したいと思っております。
残暑厳しい折ですが、一人でも多くのご参加をお待ちしております。
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近江長浜城と堀跡などをめぐる(第671回例会)