近江八幡山城・北之庄城を訪ねて(第690回例会)

例会

●日時
令和3年4月4日 午前10時10分 雨天決行(行程変更あり)

新型コロナウイルスの影響で中止・変更の場合は
ホームページ等で告知いたします。

●集合場所
JR東海道本線「近江八幡」駅前バスターミナル

すぐバスに乗車します。

弁当・飲物・敷物・杖・ハイキング(登山)靴でお願いします。

●行程
JR「近江八幡」駅 → 新町バス停 → 近江八幡図書館前(受付) →

秀次居館跡 → ロープウェイ駅 → 展望ハウス(昼食) →

八幡山城(本丸・二の丸・三の丸・西の丸など) →

縦走 → 北之庄城(上の段・下の段・虎口・狼煙台など) →

下山 → 北之庄神社 → 大杉バス停 → 「近江八幡」駅(解散)

●参加費
会員・家族会員 800円
当日参加者 1000円
(資料代・保険代・記念写真代・下見費用として)

別途往復のバス代とロープウェイ代が必要です。

●見どころ
天正13年(1585)、後の関白羽柴秀次43万石の城として八幡山(鶴翼山)に築かれた。
山頂部分には本丸・二の丸・三の丸・西の丸・出丸と総石垣で築かれ、
南麓の居館部分には最高所に秀次館、雛壇状に家臣団屋敷が広がり、
東側尾根と西側尾根を繋ぐ八幡堀が惣構えとなっています。
関白秀次が高野山で自害する文禄4年(1595)に聚楽第とともに破却され、
わずか10年で廃城となりました。

八幡山北の丸から尾根を北に縦走すること500mで北之庄城に着く。
この城は文献にはほとんど表れず、「佐々木六角の付城」とか
「阿弥陀寺のあと」などと謎の城となっています。
曲輪は上の段と下の段に分かれ、それぞれを取り囲む土塁や堀切、
空堀などの遺構はよく残っています。
特に枡形虎口跡は築城時期との時代差のズレがあり、ますます謎の城です。

桜の季節にロープウェイ、小さな旅気分で一日が過ごせる城散策になります。

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近江八幡山城・北之庄城を訪ねて(第690回例会)

大和信貴山城を訪ねて(第689回例会)

例会

●日時
令和3年3月7日 午前10時35分 雨天決行(行程変更あり)
予定通り開催いたします。

●集合場所
近鉄西信貴ケーブル「高安山」駅 改札口前

弁当・飲物・敷物・杖・ハイキング靴でお願いします。

●行程
近鉄西信貴ケーブル「高安山」駅 → 高安山城 →

高安城1号建物礎石・2号建物礎石 → 信貴山城西側曲輪群 →

松永屋敷 → 雄嶽山頂(本丸跡)・城跡碑 → 雌嶽山頂 →

信貴山朝護孫子寺 → 信貴山観光iセンター(御城印) →

信貴大橋バス停 → JR「王寺」駅(解散)

●参加費
正会員・家族会員 800円
通信会員・当日参加者 1000円
(資料代・保険代・記念写真代・下見費用として)

●見どころ
河内と大和を隔てる生駒山地の信貴山頂にあるのが、
松永弾正久秀が最期を遂げた信貴山城です。
天文5年(1536)に河内守護畠山氏の重臣木沢長政が築いたが、
河内大平寺で戦死、城も焼失し廃城となっていた。
再興したのが松永久秀で、空鉢堂がある本丸を中心に
各尾根に放射状に無数の曲輪を配置した大城郭に仕上げた。

三好長慶に仕え頭角を現し、長慶亡き後も大和を支配下に、
多聞山城も築いて先進の築城術を発揮した。
信長入洛依頼、麾下に加わるが再度の謀反で
天正5年(1577)信貴山城とともに幕を閉じる。
今回も支城として築かれ、また織田方の陣城として使ったと
思われる高安山城と、古代の高安城(たかやすのき)の
礎石建物群も見学します。

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大和信貴山城を訪ねて(第689回例会)

日本古城友の会 総会(第687回例会)

例会

新型コロナウィルス感染拡大のため中止します。

●日時
令和3年1月17日 午前10時

●場所
大阪市立中央会館

地下鉄堺筋線・長堀鶴見緑地線「長堀橋」駅7番出口 南へ300m
近鉄・地下鉄堺筋線・千日前線「日本橋」駅6・2番出口 北へ600m

●参加費
会員・家族会員 1000円
通信会員・当日参加者 1200円
(会場費・資料代として)

●次第
・総会 10時30分~12時
令和2年度 事業報告・会計報告・監査報告
令和3年度 事業計画(見学地の選定)

今回はコロナ感染の影響で講演会・研究発表は取りやめさせていただきます。
また、会場も感染予防のため定員制限があります。
事前申し込みでご出席の方は事務局までご一報お願い致します。

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日本古城友の会 総会と講演会・研究発表(第687回例会)

近江水口岡山城を訪ねて(第686回例会)

例会

●日時
令和2年12月6日 午前10時40分 雨天決行(行程変更あり)

●集合場所
近江鉄道本線「水口」駅 改札口前

弁当(出発前に用意してください)・飲物・敷物・杖・ハイキング靴でお願いします。

●案内講師
中井均教授(滋賀県立大学)

●行程
近江鉄道「水口」駅前 → 岡山城登山口 → 西の丸跡 → 本丸跡 →

本丸石垣 → 二の丸跡 → 三の丸跡 → 東の丸跡 →

「水口石橋」駅 → 水口城資料館 → 「水口城南」駅(解散)

●参加費
正会員・家族会員 800円
通信会員・当日参加者 1000円
(資料代・保険代・記念写真代・下見費用として)

●見どころ
水口町の北東に聳える独立丘陵大岡山(古城山・比高100m)の
頂上全体に曲輪を配した大規模な城が岡山城です。
天正13年(1585)、甲賀の武士団が改易となった「甲賀破儀」の末、
秀吉の命を受けて中村一氏が甲賀支配の城として築いた織豊系城郭で、
近年石垣の出土によって話題になりました。
山頂の東西方向に曲輪を一直線に並べた縄張で、
それぞれを堀切で仕切り、各曲輪の一段下には長大な帯曲輪が巡り、
曲輪間の連絡及び防御ラインを設定していました。
本丸・二の丸・三の丸は総石垣で構築され、
豊臣家五奉行の増田長盛と長束正家も城主を務めたが、
関ヶ原の戦いの後に廃城となりました。
江戸時代には水口藩の御用林となり、入山が制限されたため、
遺構はよく残っています。
12月は恒例の中井教授と一緒に城めぐりができます。
新たな知見を発見するでしょう。

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近江水口岡山城を訪ねて(第686回例会)

河内飯盛城・野崎城を訪ねて(第685回例会)

例会

●日時
令和2年11月8日 午前10時15分 雨天決行(行程変更あり)
新型コロナウイルスの感染状況により中止となる場合があります。
中止の場合は10月下旬にホームページ等で告知いたします。

●集合場所
JR学研都市線「野崎」駅 改札口前

弁当・飲物・敷物・杖・ハイキング靴でお願いします。

●行程
JR「野崎」駅前 → 野崎観音 → 野崎城跡 →

飯盛城・千畳敷 → 高櫓跡 → 石垣 → 三本松丸跡 →

堀切 → 御体塚郭跡 → 下山 → 四條畷神社 →

JR「四條畷」駅(解散)

●参加費
正会員・家族会員 800円
通信会員・当日参加者 1000円
(資料代・保険代・記念写真代・下見費用として)

●見どころ
丹波周山城を予定していましたが、5月例会で中止となった
「飯盛城・野崎城」の近くの城に変更しました。
本年度は中止や予定変更で思うように活動できずに、
大変な年となりました。

飯盛城は現在発掘調査や国史跡に向けてのシンポジュウムなどで
活発な発信を行っている「熱い城」です。
新たに石垣も多数発見されています。
またNHK大河ドラマ「麒麟がくる」でも、三好長慶・松永久秀の登場で
話題となっています。

永禄3年(1560)、三好長慶が将軍や天皇がいる京都を制した
「天下人」として、入城したのが飯盛城です。
標高314mの飯盛山の山頂一帯に曲輪が広がる広大な山城で、
視界は270度に開け、見渡す場所すべては長慶が支配しました。
近年の発掘調査で多数の石垣が確認され、織田信長の安土城に先立って、
城郭に石垣が本格的に採用される直前の段階の城として注目されています。
初秋のハイキングを兼ねて、まだ見ていない飯盛城の見どころを
余すことなく見たいと思っています。

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河内飯盛城・野崎城を訪ねて(第685回例会)